Super Manetronのピッチが狂っているというご批判に対し


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Super Manetronについて、内外を問わずユーザーの方々から熱いご感想やご要望を頂戴します。とてもありがたいことです。
その中に「ピッチがずれてる」という感想があります。

確かに、ずれてます、ゆれてます。で、そういう感想をもらう度に、ピッチ補正しようかどうか悩むんですね。僕の場合も、Super Manetronを使って他楽器に重ねて録音していると、このズレが気になって、気持ち悪くて、う〜んって思うことは確かにありますから。たとえば、フルートのD3なんて、50セント近く下がってます。

でも、これこそが、This is Mellotron!なんですよね。特にホンモノのメロトロンを知っている人は、口をそろえて言います。「ピッチがバッチリ合っていたらメロトロンじゃないよ」と。

Super Manetronの監修者でサンプリング元実機を所有している安西史孝さんも「楽器なんて雑なほうがいいんですよ。ピッチが悪いヤツがいたり、弾き出す際に揃っていなかったり……。全部揃ってるほうが、ウソ臭くなっちゃう」と、気持ちよくばっさりと明言しています。このあたりの詳細は、藤本健さんの「DTMステーション」でお読みください。

また、先日、渋谷のタワーレコードのイベントでお話をさせていただいた、スポックス・ビアードのキーボード奏者であり、実機を所有している奥本亮さんも、Super Manetronのピッチ不揃いに関して「綺麗にそろっていたらメロトロンじゃないよね。○○(超有名キーボードメーカー名)のメロトロンの音はとってもリアルだけど、ピッチがバッチリ合ってるから何か物足りないからね」とのコメントをいただきました。
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というわけで、ピッチについては、修正をしないでこのまま放置しておこうと思っています。

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